独学は厳しい…

独学は厳しい…

行政書士試験受験生の中には独学で合格を目指して勉強している方も結構多くいらっしゃいます。ご自身でテキストや問題集をを購入しているのだと思いますが、行政書士試験の場合、この「講座か?独学か?」の論点が付いて回ることが多いですよね。

受験生のほとんどが社会人である行政書士、仕事が忙しく勉強までなかなか手が回らず、その中で学習していくわけでなんとなく独学で勉強していますという方も多いのではないかと思います。

そこで、行政書士試験の独学勉強について、その是非についてとメリットデメリットを挙げてみたいと思います。

行政書士は独学でも合格可能か

独学で行政書士を目指す受験生

行政書士試験は独学でも合格できるのか。結論は「人による」ということです。合格できる人もいれば無理な人もいる、これに尽きるのだと思います。

曖昧な言い方で逃げたとか言わないでくださいね、真実なのですから。インターネット上には「行政書士に講座なんて必要ない、独学で勉強すれば合格できる」と豪語している方もいらっしゃいますが、それはある意味その通りです。ただし、それは言葉足らずで、正しくは「独学で合格できる人もいる」ですよね。

その人がもともと持っている能力にもよりますし、学習の環境や揃えた教材のチョイスや使い方あるいは勉強の環境。勉強時間だって影響あるでしょうし、法律初心者か法学部出身とか法律になじみがあるかによっても変わります。

独学では合格率が下がるのは事実

このように、独学でも合格できるか否かは人によります。人によりますが、一つ確実なことがあります。

それは「講座と独学、独学の方が合格率は落ちる」ということ。何にしたって受験生の大半が落ちる行政書士試験です、どうしようが落ちる人は落ちますが、講座を受講して勉強した受験生の方が合格率ははるかに高いはず。それは間違いないでしょう。

別の言い方をすれば、合格者の内訳は講座受講者の方が独学合格者よりもはるかに比率が高いということ。

そういう事実はありますが、独学でも合格は可能だと思います。

独学勉強のメリットデメリット

このように合格率は低くならざるを得ませんが、独学には独学なりのメリットもあります。デメリットと合わせてご紹介します。

メリット

まずはメリットから。

学習コストが低い

当たり前の話ですが、講座を取るとなるとお金がかかるわけです。独学だとこの講座費用はそのまま浮くわけで、独学で合格できるのなら独学の方がいいと誰もが考えることでしょう。

講座の費用は予備校によって変わりますが、4万円程度から20万円ぐらいの範囲でしょうか。
独学ですと、市販の参考書と過去問集などで5千円ぐらいですかね。だいぶ差がありますよね。このお金がかからないという点は独学の最大の魅力でしょう。

気軽に自分のペースで勉強できる

講座を取るとそれ相応のプレッシャーが伴います。「大金を掛けたんだから合格しなければいけない、勉強しなければいけない」など。

こうなると気軽に勉強という気分ではなくなりますよね。ただでさえ仕事でプレッシャーを感じている生活にオフであるはずの時間にもプレッシャーとなるとちょっと厳しいものがあります。独学であれば時間があるとき、気が向いたときに勉強すればいい。プレッシャーとは無縁です。

デメリット

独学か講座か

メリットもあればデメリットもある、ということで次はデメリット。

勉強時間が掛かる

独学ではどうしたって合格に足る実力が身に付くまで多く時間が必要になります。一般的に言われている行政書士合格に必要な勉強時間ぐらい(800~1000時間)は覚悟する必要があります。

理由は「理解が遅くなる」こと、「効率化が図れない」の2点でしょうか。普通に考えれば、未知の知識を理解してそれを問題として解答できるようになるまでは、プロから教えを乞う方が、取得は早いに決まっているわけです。誰がどう考えてもそうなるはずです。

解答ノウハウやテクニックが身に付かない

講師からのアドバイスをもらってブレイクスルーしてコツがつかめた、解答スピードを身に付くテクニックを伝授してもらった、なんてことがありますが、独学ではこれがありません。何にしても自分でどうにかするしかないのです。

そうしたちょっとしたきっかけで実力がグンと上がることがありますが、独学だとそれが望めません。やはり、その分合格が遠のきます。

まとめ

以上のように、行政書士試験は独学だと絶対に無理ということはなく、合格は十分可能です。ですから、「お金はかけたくない、だから独学で合格を目指したい」というのであればそれはそれでいいと思います。

独学のメリットデメリットを参考にしてご自身で決めていただければいいのかなと思います。講座を受講すれば絶対に合格できるというものでもありませんし、独学もひとつの手段だと思います。下のサイト、参考になるかもしれません。
行政書士独学勉強法サイト

いずれにせよ、合格目指して頑張ってください!